IT投資、2けた増 IT-related investment, growth. 2003 5 18
5月18日付の新聞報道によると、
主要企業は、2003年度の情報技術(IT)関連投資を、
前年度と比較して、増加させる計画であることが、
主要企業に対するアンケート調査結果で判明したと報じられた。
調査によると、社内システム構築といったIT投資の
2003年度の投資金額ベースの計画は、
前年度比11.8%増加の計画で、比較的大きめな伸びとなるという。
何日か前に、ネット銀行(Internet bank)のシステム障害があった。
ネット銀行は、支店がなくて、インターネット上にしか存在していないので、
システム障害が発生すると非常に困ることになる。
通常の銀行はもちろんのこと、ネット銀行はなおさら、システム障害が起きないよう、
システムに対する投資をしていく必要がある。
それにしても、ネット証券は、よくシステム障害が起きないものだと感心する。
ネット銀行に比べて、ネット証券は、短時間に取引が過度に集中する。
これは、システムに対する投資を常に怠らない成果だと言える。
ところで、システム投資をどの会社に発注し、OSは何を使っているか気になる。
最近、電力不足に対する停電の問題が議論されるようになったが、
万が一、停電となった場合、株式取引はどうなるか。
東京証券取引所は、おそらくバックアップ電源があると思うが、
ネット証券も備えはしてあるのでしょう。
問題は、投資家でしょう。株取引の最中に停電となると、困ることになる。
デスクトップ型のパソコンは、停電が大きな問題となるが、
ノート型パソコンは、もともとバッテリー内蔵なので、
株取引中に停電となっても、何とかなるでしょう。